PPCアフィリエイトで、リスティング条件を守らない手法、いわゆるグレー手法・ブラック手法と言われているやり方があります。ルールを破るわけですから、当然やってはいけない手法です。
今回は、そのブラック手法の考え方をそっくりそのままホワイト手法に当てはめて運用していく方法を解説していきたいと思います。
そもそもブラック手法とは?
いわゆるブラック手法とは、リスティングNGの案件を広告主の監視の目をかいくぐってスポンサードサーチなどで出稿するやり方のことを言います。
広告主のパトロールが及びにくい時間帯、地域にのみ出稿するというやり方が一般的です。
例えば、
①夜間のみ広告出稿
②土日・祝日のみ広告出稿
③特定地域を除外して広告出稿
こんな感じで、ライバルがほとんどいないリスティングNG案件を出稿して稼ごうというズルいやり方です。
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広告を夜間に出す
商品によっては日中はほとんど売れないのに、なぜか夜になると売れるものが存在します。例えば、深夜のテレビショッピングやラジオショッピングなどで紹介される商品とか。
テレビやラジオで紹介された商品を、そのままテレビやラジオで買う人は対象外ですが、中にはその商品の詳細をネット検索する人が少なからずいるはずで、そういった人たちがもし上位表示されたあなたのサイトをみたら、そのうちの何人かはあなたのサイトから購入してくれる可能性がありますよね。
深夜のテレビショッピングやラジオショッピングでは面白い商品を紹介していることが多いので、そういった商品を夜間に集中して出稿すれば、日中の無駄な広告費が節約できますよ。
広告主の監視の目が及ばない夜間にリスティングNG商品を出稿するのはブラック手法。検索が増える可能性のある夜間にリスティングOK商品を出稿するのは真っ当な手法(いわゆるホワイト手法)。
どちらも昼間ではなく夜間に出稿するという点では同じですが、その意味するところはまるで正反対です。
地域限定の広告を出す
ASPが扱う膨大な数の案件の中には、地域限定のものも少なからず存在します。大手企業のように全国展開している会社ばかりではなく、中小あるいは個人事業で広告を出しているケースもたくさんあります。
で、そういった会社はどちらかと言えば地方の方が多いのではないでしょうか。
例えば、水回りのトラブルや鍵の交換などの会社でみていくと・・
「鹿児島県で水回りのトラブルなら〇〇会社にお任せ」とか「秋田県で鍵の交換なら〇〇会社にお任せ」などの広告は、その地域に出してこそ意味があります。これを東京や大阪に出しても反応はイマイチでしょう。まして全国津々浦々に出す必要があると思えますか?
このように、地域限定の広告はその地域にのみ配信するように設定しておけば、無駄な広告費をかけなくても済むわけです。
広告主の監視の目が厳しいおひざ元を除外してその他の地域にリスティングNG案件を出稿するのはブラック手法。広告主のおひざ元に地域限定リスティングOK案件を出稿するのは真っ当な手法(ホワイト手法)。
どちらも地域を限定して出稿するという点では同じですが、その意味するところはまるで正反対です。
まとめ
夜間の広告配信も地域限定の広告配信も、正しく使えばかなりの効果が期待できます。広告費の削減、必要とされているところへのピンポイント出稿など、それはまさにPPCアフィリエイトの醍醐味とも言えるでしょう。
ブラックな手法で稼ぐような姑息なマネはやめて、堂々とホワイト手法で稼ぐチカラを磨いていきましょう。
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